日常

会社の廊下の窓のところに、大量の蜘蛛がいる。
殺しても殺しても一向に減らない。
所詮蜘蛛なので、別に殺す必要など無いわけですが、煙草の序に焼き殺しているのだ。


というようなことをやっていたら某M氏に蜘蛛の糸の話をされた。
というわけで、蜘蛛の糸についての思っていたことを投げかけてみた。


地獄に糸をたらせば、健陀多だけでなく、無数の亡者がそれを上るということは容易に想像出来る。
糸を足元で切らなければ助からない。しかし切ることも許されない。
それはつまり、釋迦の戯れというか、かなり性質の悪い嫌がらせではないのか。


彼曰く、これは穿った見方だそうだ。
しかし、私は自分の解釈の方が正しいと思っている。
蜘蛛を生かしておくとか、そういうことは、
死後の幸福なのは、現世の幸福なのか知らないけど、そういうのとは一切無関係。
一体、あの話の何処に救いがあるというのか。
命を大切にしましょうとか、エゴイズムを捨てましょうとかいう話では無いと思うんですけど。