■ TEN MINUTES OLDER - the cello


先週に引き続きTEN MINITUES OLODER。
映画を素面で見たのは久々かもしれない。
そのせいかどうか知らないけど、全快見たトランペットより良かった気もする。

ベルナルド・ベルトルッチ 水の寓話
ネタばれなわけですが、寓話ってことになってるので、なんか有名な寓話が原作なんだろうか。いずれにしても、別段面白くなかった。この人は常に別段面白く無い人の気もするが、気のせいか。
マイク・フィギス 時代×4
空間と時間が交錯する感じ、昔からこれが好きだ。その意味では私にとって久々のクリティカルヒット。やられた〜〜〜。やられたけど少なくも私が見た彼の他の映画では、この手の技を派手に駆使してはいないはず。やってるのがあるなら見たいなぁ。
ジー・メンツェル 老優の一瞬
知らない人だ。ストレートだけど、面白かった。なんか10分で人生の悲哀を語りつくされた気がする。巧みだ。後で2,3本見てみたくなった。
イシュトヴァン・サボー 10分後
あぁー、有名っぽいけど知らん。で、作品は普通。特に何かに挑戦している感じも見受けられない。まぁ、勿論、ちゃんと10分で纏まってるし、悪くは無いんだけど。普通すぎてつまらん。
クレール・ドゥニ ジャン=リュック・ナンシーとの対話
この人も知らない。「ベルリン・天使の詩」の助監督?まぁ確かにそんな感じだ。「ベルリン・天使の詩」はベンダースの中でも個人的位置づけは最低なわけで、当然この作品も嫌い。そもそも、10分との関係が全然解らないんですけど。。。話してる内容にどういう意味があるかも分からないし。はぁ?っていう感じ。
フォルカー・シュレンドルフ 啓示されしもの
もう完全にネタバレ。その印象しか無い。
マイケル・ラドフォード 星に魅せられて
この人の作品は「イル・ポスティーノ」しか見たこと無かったけど、それを見た限りでは別にどうと言うことは無い人だった。まぁ、だから他に見たこと無かったわけですが。今回も話は陳腐だったわけですが、画はクリティカルヒット。なんか「ガタカ」っぽい感じ。とりあえず1,2本見てみるかとは思った。
ジャン=リュック・ゴダール 時間の闇の中で
きっとゴダールが好きな人が見れば期待通りだと言うのでしょう。相変わらず、物凄くゴダール。全然理解出来ない。何故そこでそうなのか?いつも私の期待を裏切る。裏切っているのは私の期待だけなのだろうか。スケールアウトなのかテンションなのか、そもそも不協和音なのか。そういうのを愉しむための人なの?解らん。ゴダールは解らん。